お土産やキャラグッズなどでよく見かけるキーホルダー。カバンなど身の回りのものに付けたり、子供や友達へのプレゼントにしたりと、さまざまな楽しみ方ができるアイテムです。
キーホルダーは小さく使いやすいため、可愛い・かっこいいお気に入りのグッズを、常に身に付けやすいのが魅力です。
市販されているキーホルダーを購入する以外にも、手作りして楽しむこともできます。
自作ならオリジナルのキャラ・デザインのキーホルダーを作れるので、他にはないオリジナルグッズを生み出すことも可能です。
簡単に自作できる方法や手作りするメリット・デメリットを紹介するので、キーホルダーを自作してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents [非表示]
キーホルダーを手作りする3つの方法
キーホルダーを手作りする方法としては、大きく3つあります。
代表的な「プラバン」「ハメパチ」「UVレジン」を使用した方法を、それぞれ詳しく解説します。
プラバンを使ったキーホルダーの作り方
薄く延ばされたプラスチック板、通称「プラバン」を用いた方法です。百円ショップなどで購入できるため、挑戦しやすくなっています。
必要な道具は、主に以下の4つです。
● プラバン
● イラストを描くための筆記具(クレヨン・油性ペンなど)
● パンチ
● ストラップパーツ
作り方は、以下の7ステップです。
1. 紙にイラストを描く(作りたい大きさよりも大きく)
2. 下絵にプラバンを重ね、サインペンでなぞる
3. プラバンを裏返し、油性ペンなどで色や模様を付ける
4. 描いた線の周りをカットして、キーホルダーパーツのための穴を開ける
5. アルミホイルを敷いたトースターで焼く
6. 重石をして冷めるのを待つ
7. 穴にチェーンなどを通せば完成(レジントップコートを塗ればより本格的)
難しい工程はなく、初心者でも作成しやすくなっています。
またプラバンの中には、写真をプリントできるものも。絵が苦手な方でも作りやすく、思い出の写真などを残しておく手段としてもおすすめです。
ハメパチを使ったキーホルダーの作り方
好きなイラストをパチッとハメ込むだけで、アクリルキーホルダーができる「ハメパチ」を活用するのもおすすめです。
こちらも百円ショップで入手できるので、簡単に取り組める方法になっています。
必要な材料としては、主に以下3つのみ。キーホルダーとしてぶら下げるのに必要な金属部分は、ハメパチに付属しています。
● ハメパチ
● 中に入れるデザイン
● ハサミ
作り方も簡単で、以下3ステップです。
1. キーホルダーにしたいデザインを紙などに描く・印刷する
2. ハメパチのサイズに合わせてカットする
3. カットしたデザインをハメてパチッと蓋をすれば完成
デザインさえ用意できれば、あとははめ込むだけという手軽さが特徴的。簡単なので子供でも手軽に作れます。
両面に異なるデザインを施せば、裏表で違うデザインに仕上げることもできます。
UVレジンを使ったキーホルダーの作り方
紫外線で固まる樹脂を利用して、キーホルダーを作成する方法です。
独特のツヤが出るので、イヤリングなどアクセサリーのハンドメイドにも使用されています。
必要な材料は、主に以下の8つです。レジン用のライトやピンバイスは、クラフト用のものが販売されています。
● レジンを流し込む型
● レジン液
● つまようじ
● イラスト・モチーフなど
● 先端パーツ
● ピンバイス(穴を開ける道具)
● UVレジン用ライト
● ヤスリ
作り方は、以下7ステップです。
1. 型にレジン液を流し込む。つまようじで気泡を潰すと、奇麗に仕上がる
2. UVライトを当てて、硬化させる
3. イラストやモチーフを入れる
4. 上から再度UVレジン液を流し込む。つまようじで、イラストやモチーフの位置を整えましょう
5. UVライトを再度当て、硬化させる
6. 先端パーツ用の穴を開ける
7. ヤスリをかけて整え、先端パーツを付けたら完成
UVライトがなくても、一晩ほど蛍光灯に当てれば硬化しますが、ホコリや汚れが入る可能性があるので、UVライトで素早く硬化させるのがおすすめです。
キーホルダーを手作りするメリット
キーホルダーを手作りするメリットとして、大きく3つのポイントが挙げられます。それぞれ解説するので、キーホルダー作りに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
コストが安い
まず大きなメリットとして挙げられるのが、コストが安いということです。
プラバンやハメパチなどは、百円ショップで購入できるため、安価でキーホルダーを自作することが可能です。
業者に依頼した場合、倍以上のコストがかかることも考えられます。品質においては業者が勝っていますが、少しでもコストを抑えることを考えると自作してみるのがおすすめです。
またコストが安いことで、気軽に挑戦しやすいのもメリットです。試行錯誤しやすく、試作品を多く作りやすくなっています。
すぐに完成品が使える
完成したら、すぐに使えるのも自作するメリットです。
完成品は手元にあるため、出来上がったその日から、バッグや鍵に付けることができます。
業者に発注した場合は、どうしても完成品が届くまで時間がかかりやすく、数日ほどで納品される場合もありますが、納期が数週間後というケースも考えられます。
すぐに完成品を使用できるのは、自作ならではのメリットです。
好きなデザインで作れる
好きなデザインのキーホルダーを、好きな大きさ・素材で作ることができ、アレンジも自由自在です。
好きなキャラクターを自分で描いたり、画像を使ったりして、自由に好きなデザインのキーホルダーを作成できます。
漫画やゲームなどのキャラのような著作物の場合、業者に発注してのグッズ作成は基本的にできません。
自作して個人利用の範囲内で楽しむのであれば、好きなデザインを楽しめます。
キーホルダーを手作りするデメリット
キーホルダーを手作りするには、メリットだけではなくデメリットもあります。どちらも把握した上で、手作りするかどうか考えてみましょう。
手間がかかる
どうしても手間がかかるというのが、大きなデメリットです。
基本的にキーホルダー作りはそこまで難しい工程はありませんが、イラストを描いたり必要な材料を揃えたりと、完成させるまでには何かと手間がかかります。
休日や仕事終わりに取り組むことを考えると、少し面倒に思われるかもしれません。
自分の腕次第で仕上がりが左右される
イラストを描いたり加工したりする必要があるので、どうしても仕上がりに個体差が生まれてしまいます。
例えばイラストが上手だったり、イラストや画像を切り取るのが丁寧だったりした方が、キーホルダーの仕上がりは良くなります。
絵の上手さや手先の器用さなどが必要になるので、完成品が必ずしも納得のいくできだとは限りません。
頑張って仕上げても、納得いかないクオリティの可能性があります。
量産が難しい
個人で数多く作るのは難しく、同じクオリティで作成するのも簡単ではありません。ハンドメイドになるため、量産が難しいのがデメリットです。
同じものを作ろうと思っても、完璧に同じものを作るのは困難で、仕上がりにバラつきが出てしまいます。
手作業ならではの味わいでもありますが、大量生産品のような完成度の高さを量産するのには不向きです。
また手作業で作成するため、数多く作るのが難しいという面もあります。
オリジナルのキーホルダーを作るなら業者に依頼する方法も
オリジナルのキーホルダーを作成したいのであれば、業者に依頼する方法もあります。
業者に依頼すれば、専用機械でデザインに沿って型抜き・印刷してくれるので、一定の品質のものを大量に作成することができます。
1個など小ロットでの発注にも対応してくれるので、個人で作成を依頼することも可能です。
きれいな仕上がりが期待できるのはもちろんですが、デジタルデータさえあれば発注できるため、簡単に依頼できるのも魅力です。
高品質なオリジナルキーホルダーを大量に作成したいのであれば、業者への依頼を検討してみましょう。
キーホルダーは手作り・業者依頼の併用がおすすめ
キーホルダーは簡単に手作りすることが可能で、必要な材料も比較的簡単に揃えられます。
しかし高品質なものに仕上げるには、手先の器用さやデザイン力の高さなどが必要になります。特に量産したい場合は、品質を一定に保つのが難しいのが問題です。
高品質なキーホルダーを作ったり、大量生産したりしたい場合は、業者に発注するのがおすすめです。
特に「マイシュミ」は、オリジナルキーホルダーのバリエーションが豊富で、サイズとチェーンの形から選べます。フルカラーで両面プリント可能なので、幅広いデザインに対応してくれます。
オリジナルキーホルダーを作成したい方は、ぜひチェックしてみてください。
一覧へ戻る