クラスTシャツはイベントなどでクラスの士気を高めるのに役立つアイテムです。制作のポイントを押さえ、おしゃれなデザインのTシャツを全員で着てクラスの一体感を高めると良いでしょう。
この記事では、クラスTシャツを制作するときの流れや失敗しないコツ、定番のデザインなどについて解説します。クラスTシャツ制作時のよくある悩みとその解決法も紹介するので、参考にしてみてください。
クラスTシャツを制作するときの流れ
- Tシャツ業者をピックアップする
- Tシャツの素材やデザインを決めておく
- 見積もりを取る
- 印刷の種類を選ぶ
- Tシャツデザインを入稿する
- クラスTシャツが納品される
- 代金を支払う
ここからは、それぞれのステップについて詳しく紹介します。
Step1.Tシャツ業者をピックアップする
最初に、クラスTシャツの制作を依頼するTシャツ業者を選ぶことから始めると良いでしょう。クラスTシャツの制作は多くの業者が請け負っていますが、中でもオンラインでの注文を受け付けている業者がおすすめです。
オンラインなら注文のタイミングやデザインも自分で調整でき、合計金額も明確に把握できます。実店舗だと、既存のデザインしか選べなかったり、その場での契約を迫られたりする場合があるので注意してください。また、自社工場を運営している業者なら仲介のコストがかからず、料金も比較的安価な傾向があるので確かめてみましょう。
Step2.Tシャツの素材やデザインを決めておく
見積もりの金額は、Tシャツの種類や色、サイズ、枚数などの要因で変わってきます。また、デザインの大きさやデザインに使用する色の種類などにも左右されるため、最初にある程度決めておくのが賢明です。
Tシャツの素材はさまざまですが、質の悪いものを選ぶと着心地が悪かったり、生地が伸びたりする場合があります。クラスが変わった後も長く着られるように、質の良い素材を選ぶのも1つの方法です。Tシャツの枚数については、同時に発注する枚数が多いほど1枚当たりの料金が安くなる傾向にあります。また、Tシャツのデザインに使う色の数が多いと料金は高くなりやすいので注意が必要です。
Step3.見積もりを取る
クラスTシャツの素材やデザインをある程度決めたら、次は実際に見積もりを取ります。オンラインからの見積もりであれば、条件などを指定してから2~3日で見積もり金額が送られてくるのが一般的です。
Step4.印刷の種類を選ぶ
見積もりの金額に納得できたら、次に印刷の種類を選びましょう。印刷には主に、シルクプリント、カッティング、転写、インクジェットの4種類があり、どれを選ぶかによってデザインの印象も変わってきます。最も一般的な印刷方法がシルクプリントで、なめらかで自然な仕上がりが特徴です。洗濯にも強い方法ですが、細かいデザインは再現されにくいという難点があります。また、型の費用が高いので発注する枚数が少ないと1枚当たりのコストが大きくなるでしょう。
カッティングは、色の決まったシートをデザインに合わせて切り抜き、そのまま圧着するという方法です。型代はかからないものの、Tシャツの枚数だけシートを切り出す必要があるので大量発注には向きません。そして、指定したデザインをシートに印刷し、それをTシャツに圧着する方法が転写です。転写はシルクプリントよりも仕上がりが鮮やかですが、型代が高いので少数発注には不向きです。最後にインクジェットです。家庭用のプリンターと同じで、生地の上にインクを定着させてプリントするため、くっきり鮮明で着色力が強いことが特徴です。小枚数でも加工費用を抑えたい時におすすめです。
Step5.Tシャツデザインを入稿する
続いて、クラスTシャツのデザインを入稿します。自分で決めたデザインを業者に手渡す工程で、Tシャツの雰囲気を決定づける重要なポイントです。自分でデザインを決められないときは、業者にデザインまで依頼することも可能です。また、業者のWEBサイトにデザインをレイアウトできるツールが用意されている場合もあります。初心者でも簡単にデザインが作れるので、操作方法を読みながら試してみると良いでしょう。
Step6.クラスTシャツが納品される
発注が正式に完了し、しばらく待つとクラスTシャツが納品されます。納期は1週間以内が一般的ですが、マイシュミでは最短で当日発送にも対応しています。商品が届いたら、まずは中身を確認しましょう。商品不良があった場合は返品と交換を依頼することになりますが、業者によっては受け付けてくれないこともあるので注意が必要です。なお、マイシュミでは到着から7日以内に商品不良の旨を連絡していただければ、返品・交換に対応しています。
Step7.代金を支払う
クラスTシャツの代金の支払い方法は業者によって異なるため、事前に確認しておく必要があります。マイシュミでは、クレジットカード決済、代金引換、銀行振込(前払い)、WEBコンビニ決済(前払い)、締め支払(後払い)という5種類の支払方法が選べます。代金引換は別途で代引手数料がかかるので、事前にご確認ください。
クラスTシャツを制作するときの失敗しないコツ
クラスTシャツの制作に失敗すると、多くの人に迷惑をかけることになります。前もって注意点を押さえ、失敗のリスクを少しでも減らしておきましょう。ここでは、クラスTシャツを制作するときに失敗しないコツを2つ紹介します。
WEB上でデータ作成〜注文までできる業者を選ぶ
クラスTシャツを制作するときは、データの作成から注文まで、すべての工程をWEB上で完結できる業者を選ぶのがおすすめです。WEB上で完結できる業者なら、WEBサイト内のツールを使ってデザインを制作でき、印刷の知識がいりません。また、指定の条件で注文するといくらかかるのかを事前にWEB上で確認できるため、予算を上回るのではないかと心配することもないでしょう。納品までもスピーディなので、早めにTシャツを入手したい方にもおすすめです。
プリントの位置に注意しよう
基本的に、ジッパーやボタン、生地の縫い目といった凹凸のある箇所にはプリントできません。なぜなら、凸凹があると圧着シートやインクの位置がずれてデザインが崩れるためです。Tシャツならジッパーやボタンは付いていないので、襟や裾の縫い目に注意してプリントの位置を決めましょう。
クラスTシャツの定番デザイン
クラスTシャツのデザインが決められないときは、定番のデザインを参考にすると良いでしょう。ここからは、クラスTシャツの定番デザインを4つ紹介します。
パロディ系ロゴ
クラスTシャツで人気が高いのは、メーカーやブランドなどのロゴをアレンジして作るパロディ系のデザインです。映画やアニメ、テレビドラマなどの人気キャラクターをイメージしたデザインも多く作られています。
パロディ系ロゴをデザインに採用するときは、著作権を侵害しないように気を付けなくてはなりません。既存のデザインをそのまま使うのはもちろん駄目なので、パロディであってもオリジナリティのある要素をデザインに加えましょう。オリジナルのデザインを揶揄するのではなく、アイデアに敬意を払うことが大切です。
背面に名前やワード
Tシャツの背面に名前やワードを大きくプリントするデザインも人気を集めています。自分の名前を入れるのが定番ですが、クラスで流行っているキャッチコピーを入れるのもおすすめです。映画の名ゼリフをアレンジしたり、四文字熟語を使ったりと、多彩なアイデアが取り入れられるでしょう。文字のフォントにこだわればおしゃれなデザインになり、クラスの団結力も高まるのではないでしょうか。
ずっと着れるワンポイント柄
ワンポイント柄のクラスTシャツは地味な印象がありますが、シーンを選ばずに着用できます。派手なデザインは目を引きますが、クラスの内輪ネタをアピールしたTシャツを日常で着るのははばかられます。ワンポイント柄ならイベント以外のときも普段着として活用できるので、クラスが変わった後も着る機会が多いでしょう。
長く着られるTシャツを作れば、着るたびに思い出がよみがえり、クラスへの愛着も強くなるはずです。なお、長く使うことを想定してクラスTシャツを作るなら、しっかりした生地を選ぶと良いでしょう。
袖まで柄入れオーバープリント
今しかない青春を心ゆくまで味わいたいなら、袖まで柄を入れた派手なオーバープリントを選ぶのもおすすめです。生地全面にフルカラーでプリントすることで、実際よりも大きく見える、迫力のあるデザインが楽しめます。クラスの個性が思い切り表現できるので、クラスメイトの一体感を高める効果が期待できるでしょう。
クラスTシャツでよくある悩み
クラスTシャツを制作するときに直面する問題は似通ったものが多いです。よくある悩みとその解決法を知り、Tシャツ作りの参考にしてみてください。ここからは、クラスTシャツの制作時によくある悩みを3つ紹介します。
Tシャツのサイズがわからない
クラスTシャツを発注する際、Tシャツにプリントされるデザインのサイズがわからない場合があります。基本的に、シミュレーションではMサイズのTシャツを基準にイメージが表示されます。SやLなど、他のサイズではデザインの印象が変わる可能性があるので注意が必要です。Tシャツ自体のサイズがわからないときは、WEBサイトに記載されている身丈や袖丈などの数字を参考にしましょう。
先生や親がOKしてくれる相場は?
クラスTシャツを作るときに多くの人が気にするのはお金の問題です。一般的に、クラスTシャツの制作費は1枚当たり1000~2000円が相場といわれています。先生や親が許可してくれる金額は場合によるので、直接聞いて確かめると良いでしょう。オリジナルTシャツの制作費はデザインに使う色数が少ないほど安くなるので、金額を抑えたいときは色数を少なくするのがポイントです。
デザインが得意な人がいない
クラスTシャツをデザインする人が決まっていないなら、クラスメイトから案を募って多数決でデザインを決めてみてはいかがでしょうか。また、パロディ系ロゴなどの定番デザインを参考にするのも1つの方法です。ファッション誌に載っているような、おしゃれなTシャツのデザインを参考にするのも良いでしょう。ただし、オリジナルとまったく同じデザインにすると著作権侵害にあたるので注意が必要です。
まとめ
クラスTシャツは、業者を選んで見積もりを取り、印刷の種類を決めてデザインを入稿するという流れで制作します。なかなかデザインが決められないときは、今回紹介した定番のデザインを参考にしてみてください。また、クラスTシャツの制作ではWEB上で依頼を完結できる業者を利用するのがおすすめです。
マイシュミを利用すれば、好きなデザインのクラスTシャツを簡単にオーダーできます。デザインシミュレーターで仕上がりのイメージを見ることができ、納期や料金もその場で確認できるので安心です。クラスTシャツを制作するときは、WEB上で依頼を完結できるマイシュミをぜひご利用ください。
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